アリシアドラグーン



 今回紹介するのは、MCDの守護神、SSの注目度No.1のサードパーティー、ゲームアーツのアクションシューティング「アリシアドラグーン」です。
 設定は「エヴァ」のガイナックスが行い、キャラデは「聖刻1092」の幡池裕行、モンスターデザインは「ルナ」の佐藤肇といった豪華なスタッフで制作されました。

 ストーリーは、竜の血を引く者アリシアが、邪神を復活させようとする教祖ドルガーに立ち向かうといった内容です。

 システムは、名作「テグザー」をファンタジックにアレンジした物となっています。主人公は電撃魔法(達人の鳥餅レーザーみたいな物)と異形召喚魔法(要はオプションです)を駆使して敵に立ち向かいます。電撃魔法にはレベルがあり特定のアイテムを取るとレベルアップします。最高レベルになった電撃魔法を放つのは快感でした。また異形召喚魔法は、4タイプのオプションモンスターがあり状況に応じて切り替えて攻撃させれます。ただ、あんまり使えないので気休め程度の奴等だったりしました。

 このソフトは92年に発売されましたが、随分発売が延びたソフトでもあります。その分非常に丁寧に作られた作品となりました。美しいグラフィックと広がりのあるBGM、流石ゲームアーツと言った所でしょうか?。SHTながら、RPGの様なしっかりとした世界設定がしてあり、敵キャラクタ等の統一されていた作品です。

 しかぁぁし、気に入らない点があります。肝心な画面上の主人公が、ちょっとみっともない。足の間に"ふんどし"(笑)が垂れていて、ガニマタに見えるのです。幡池裕行デザインをそのまま持ってきた為なんですけど...。もちろん取説のイラストは、かわいく仕上がっているんですが。これが、結構まぬけでイラストのかわいさが激減しました。

 また、難易度も高いんですよね。私はエリア9で力尽きました。
(CAN−伸)


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