マイト・アンド・マジック3 〜Isles of Terra〜


冒険者たちへ
私はコーラック,忘れられた伝承を求めてテラ諸島を旅するものである。
伝説のとばりの陰には,しばしば私の宿敵であるシュラテムの陰謀が顔を出す。
彼は,テラ諸島の絶滅に執念を燃やしているのだ。おそらく善と悪と中立という古代の敵対関係に火をつけるのが彼の企みだろう。そして,ようやく私は,このテラ諸島の各地に点在する古代のピラミッドこそが,彼の陰謀の鍵を握っていることをつきとめたのだ。私は再び彼を追い,彼との決着をつけねばならない。
君達も,私の残した手記を活用し手がかりをさがしながら彼の陰謀を発見してもらいたい。君達の旅の好運を祈っている。

コーラック
  (マニュアルより抜粋)


 元は,海外で大ヒットをとばしたマイトアンドマジックシリーズの三作目です。
昔は海外のRPGといえば,ヴィズ,ウルティマにこのM&Mと相場が決まっていたものです(少なくとも僕は)が,私自身としては,非常に重いテーマのウルティマや閉鎖空間内だけのヴィズなどと比べて,この膨大な世界を自由に旅することのできるM&Mが一番お気に入りでした。

 システムはいたってシンプルで普通のファンタジー3DRPGとあまり差別化はしていないと思いますが,なにより広大で美しいマップや無数とも思えるクエストやイベント(たしかその数4000以上),各地に記されたメッセージの奥の深さ,実際にマップ上で生きて動き回るモンスターたちが本当に冒険をしているような気分にしてくれることでしょう。

 当然,プレイ中次の行動を示唆してくれるようなゲームではないので次になにをすればよいのか分からなくなることもありますが,逆に言えばプレイヤー自身が好きなように好きな順番でゲームを進めていくことができます。
 しかも,ゲームのプレイ時間ははっきりいって非常に長く,一度はまるとへたをすれば毎日遊んでも1カ月以上堪能できる(ハズ)でしょう。
 ゲームが始まったときは何も明確な目的などはわからず,国産RPGの”手取り足取り親切設計”になれたプレイヤーはいきなり面食らうこととおもいますが,一度この世界にはまり込むともうやめるタイミングすら見いだせない”えびせん”状態になることは保証します。

 但し,実際にゲームを行う上での設計は非常に親切で,オートマッピングはもちろん,魔法やITEMの効果もちゃんと説明が入ります。こういった,ゲームをしている人に負担をかけないシステムは非常に好感がもてます。

 何か,内容の説明になっていませんが,軟弱な(あえていってしまいますが)コンシューマのRPGに飽きている人,ぜひ一度プレイしてみてください。

 ただし,やはり一つだけ気になる点をあげるとその膨大なデータを扱うがゆえにセーブデータが非常に大きすぎるということでしょう。MCD本体のメモリだとセーブデータ一つで全容量を確実に使ってしまいます。保護される場合は必ず,バックアップRAMカートリッジもいっしょに購入しましょう。

 ちなみに,本編のM&Mシリーズは1から5まででています。ジェネシスではたしか2が発売されていると思いますので興味のある方はどうぞ。(でも英語)

 私はM&Mは1から5まですべてクリアしたけど3が一番気に入っています。

(秀さん)


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