ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜


 「トア」はセガの"メガロープレプロジェクト"の内の一本で、一応RPGとなっています。しかし、RPGの皮を被ったアクションと言った方が良いでしょう。非常にアクション性が高いのです。コマンドによる豊富でダイナッミックなアクション!斬る、蹴ると言った攻撃の爽快感!さすが「ベアナックル2」 を制作したエインシャントだけの事はあると思います。

 そして、"音"!。例えば、滝の音は滝が右にあれば右から左にあれば左から遠くにあれば小さくと効果音一つに対しても非常にこだわりを感じます。自分の足音は洞窟内などの閉鎖空間ではちゃんと反響するなど、今までMDで見られなかった音の演出だと思います。

 またBGMが良い!。古代祐三氏というと「ベアナックル」「スーパー忍」等のアップテンポの物を想像しがちなんですが、落ち着いてた感じとなっています。なんか映画を意識した様な感じで、妙に低音部が響く!。ボス戦は、東映動画の「空飛ぶ幽霊船」なんか連想するような感じでした。(年がバレちゃうな..20代ですよ)

 システムは、トップビューのアクションパズルと言った所でしょうか。4種類(水、炎、影、緑)の精霊を使って数々のトラップをクリアしていきます。このトラップの使い方、散りばめ方が巧みでなかなかプレイヤーを飽きさせません。また精霊は、画面内の物体に対してスピリットボールを当てて呼び出すんですが、このパターンがかなり豊富です。例えば、敵キャラのスライムから、水の精ディドが呼び出せたり、敵の鎧を利用して影の化身シェィドを呼び出せたときは"ここまでするかぁ"なんて驚かされました。

 肝心なストーリーは完全な一本道で、運命の"金の腕輪"と"銀の腕輪"の者の戦いと言った内容です。しかし、この作品は別にストーリーはどうでもいいです。アクションの"爽快感"とパズルを解く"たのしさ"が両立した絶妙なバランスがそこには存在します。

 私のメガロープレプロジェクト中で、一押しの作品であります。(ちと誉めすぎか....入れ込んだもんで)

(CAN−伸)


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