バーチャコップ


 ガン・シューティングのゲームは昔からあった。コントローラーとしての銃もハンドルより先にあった。にもかかわらず、『バーチャコップ』は”初めて”のガン・シューティング・ゲームであるように感じる。

 銃の作り自体は変わらない。画面上においても、敵の出現パターンは決まっているし、視点切り替えもない。キャラクター描写だけなら、ポリゴンよりも、実写取り込みの方が、見た目ははるかに本物の人間に近いハズだ。

 しかし、『バーチャコップ』の方がリアルだ。

 ポリゴンだから、ではない。
従来ならば、そのやられたパターンの数だけ画像を用意しなければならなかったのが、ポリゴンなら、ば計算によってどんなパターンでも作り出せるから、ということだけが、理由に他ならない。
 あくまで、決まった反応を解消する為で、目的でなく。手段として使っているところに、リアリティが存在する。

 従来は、当たったか当たらないか(いくつかのパターンはあるとしても)、の2つ、0か1かのデジタルな反応であったのが、 『バーチャコップ』では、プレイヤーの当てた場所によって、敵の反応が無数に変化する。

 自分の行動に、敵も答えてくれる。
このいわば非デジタルな反応が、アナログである私たちの感覚にフィットするのであろう。

だから、何度やっても飽きさせないのだ。

 敵の持つ銃を狙ってもよし、一人の敵に何度も打ち込むもよし。
『バーチャコップ』は、こちらの行動に毎回違う反応を返してくれるだろう。

もちろん、狙いすぎて、貴方がハズした途端、敵は必ず打ち返してくることを忘れずに。

(りん)


近未来都市、バーチャシティ。-----

バーチャシティの平和と市民の安全を守るバーチャシティポリス第2分署。
1ヶ月前、そのベテラン刑事が武器密造組織の捜査中、何者かの手によって射殺された。彼の死により捜査は打ち切られ、組織の秘密は闇に消え去ろうとしていた。

しかし同じ第2分署に所属する彼の息子、レイジは、父より1枚の写真を受け取っていた。そこには、武器密造組
織の幹部らしき男達が写っていたのである!

レイジは相棒のスマーティと、武器密造組織の捜査に乗り出した。

うーん、こんなストーリーがあったのかぁ。全然知らなかった(^^;)。
 と言う訳で世界初のポリゴンガンシューティングと言うよりも異常にアツイ 点かせゲームとしてゲーマーの話題をさらった(^^;)アーケードの同名ガン シューティングの移植です。
 サターン版のポイントはなんと言っても『1桁増えたスコア』です。 このゲームは敵にあてた弾が50発を超えるごとにスコアの倍率があがって(最大 9倍)いくのでアーケード版では結構簡単にカンスト(1千万点)出来てしまった のですが、サターン版は1億点!までいくのでゲーマー心(^^;)をくすぐってく れます。しかもスコアが常時表示されているのでアツさ3億度(意味不明)。

 ゲームの移植度ははセガ自らが『完全移植』を謳うほどのデキ。モデル 2最初で最後の完全移植でしょう(^^)。
 ただしこれはバーチャガンセットを購入した場合。ソフト単体で買った場合 には『何だかよく分からないけど面白くないゲーム』に成り下がってしまいま す(T_T)。

 裏技でガンセレクトというのが選べるようになってます。これを使用すると プレイ中いつでも好きな銃に替えられるというもの。これだけだったら良かっ たのですが、プレイ中には出てこないSPECIALという銃が使えるようになるので す。コイツが弾丸無制限で撃ち続けられるというシロモノなのですが、バー チャガンを使用してコイツを使うと明らかに目に悪い。家庭用である事をもう ちょっと考えて欲しかったなぁと思います。文字どおり蛇足といったところで すね(^^;)

(清野 悟朗)


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